世界に境界線なんていらないと真剣に思う。
根っからの平和主義者を演じて好感度と閲覧数を上げたい。
そんな、よこしまな考えを抱くLinustock(ライナストック)編集部です。
こんにちは。
今回は洋服やらなんやらの塗りをボーダーや斜めストライプ柄にする加工テクニックの紹介です。
タイトルにあるボーダーレスに世界中を逃げ回る例のアイツというのは誰のことでしょうかね。
皆さん、最後までお読みいただくと例のアイツが見つかると思います。
ここではAdobe社のIllustrator CCを使い、イラストデータの加工を行います。
- 難易度/ ★☆☆
- STEP数/ 5
- 作業時間/ 120秒
- 使用イラストID/ tbp00001
※作業時間は、あくまで目安となります。
STEP.1
加工前の準備
以前紹介した、「水玉柄で色塗りする方法」の記事と同様にイラレのスウォッチを使用します。
ファイルをイラレで開き、スウォッチパネルが表示されているか確認してください。
もし表示されていない方は、
メニューバーの
ウィンドウ > スウォッチ
をクリックです。
それと、当サイトのファイルを使用して、本記事を読まれている方は、
「color」レイヤーを表示()させてください。
さぁ、準備が整いました。
あとは、某サッカー元日本代表キャプテン並みに、心を整えてください。
STEP.2
スウォッチにボーダー柄を追加する
色々整いましたね。
この追加の仕方も、以前の「水玉柄で色塗りする方法」の記事と同様です。
- 1長方形のオブジェクトを配置
まず空いてるところに長方形のオブジェクトを配置します。
ここではサイズを横50px・縦10px、色は赤としています。
- 2オブジェクトを複製
で、配置した長方形オブジェクトをコピー(command + C)してペースト(command + V)してください。
- 3オブジェクトをピッタリと綺麗に整列
オブジェクトをビッタリと綺麗に並べます。
まず、整列パネルを表示させてください。
メニューバーの
ウィンドウ > 整列パネル
から開くか、もしくは
shift + F7キー
で表示されます。
整列パネルが表示されましたら、
作成した2つのオブジェクトを両方選択した状態で下記画像を参照してください。
1.上記ピンク枠のAの「整列」をキーオブジェクトに整列を選択
2.上記ピンク枠のBを選択
3.上記ピンク枠のCを選択
するとオブジェクトが隙間なくピッタリと綺麗に並びました。
- 4グループ化してスウォッチに追加
綺麗に並んだ2つのオブジェクトの一つを白色に変更し、
2つ選んでグループ化(右クリックから、もしくはcommand + G)してください。
グループ化したオブジェクトをスウォッチにドラッグ&ドロップして下さい。
お疲れ様です。
もう残すは簡単な工程です。
Next STEP.
STEP.3
塗りのボーダー化
これはもう簡単ですね。
当サイトのファイルを開いている方は、
「color」レイヤー内のボーダー化したい塗りを選択して、
(ここではTシャツ部分をボーダー化します。)
STEP.2でスウォッチに追加した柄を選択してください。
袖の部分も併せて選択してボーダ化してください。
次のSTEPで調整します。
STEP.4
塗りの斜めストライプ化
STEP.3では袖も含めてボーダー化したため、
一体化してしまい、なんか違和感のある塗りになってしまっていますね。
このSTEPでは袖の方向に併せてボーダーの角度を変更します。
スウォッチを新たに追加せずにボーダーをストライプ化します。
回転パネルを使うだけで、超簡単です。
1.袖部分を選択(黄色枠)
2.回転ツールをダブルクリック(ピンク枠)
3.回転パネルにてパターンの変形のみにチェック
今回は、回転パネルの回転角度を15度としております。
適宜変更してください。
STEP.5
完成
お疲れ様でした。
これで、なんでもボーダー柄にもストライプ柄にも簡単にできるようになりましたね。
あの熱狂的なファンの多い野球チームのユニフォームもストライプ柄からボーダー柄に変えてしまってください。
Linustock編集部では、
ニットキャップとステッキとメガネを追加して。。。
あー、ようやく世界的な逃亡を企てる、例のアイツが見つかりました。
うん。これは怒られるな。
絶対。
むすび
思い通りのボーダーもしくはストライプ柄にできましたでしょうか。
細いボーダーから太いボーダーまで、
流行りのボーダー柄の洋服のイラストもこれで簡単ですね。
こうやってテクニックの引き出しを増していくことで、ボーダーレスな働きができるようになります。
そう、世界中を旅する彼のようにね。
では、また次回。